資料の作り方

仕事ができる新卒時には必要なかった職務経歴書の作成に関して、
案外知られていないことがあります。

それは、職務経歴書をA4・1枚に簡潔にわかりやすくまとめられるようになると、
その過程で自然と仕事の能率が格段にアップします。

なので、仕事がデキるようになる資料の作り方をお伝えしておきましょう。
なぜ職務経歴書をA4で1枚なのかというと、長ければいいものではないからです。
面接を担当する人も、その会社の社員であるわけです。

他にもたくさんの仕事を持っていて、
その合間にあなたの職務経歴書をチェックすることを想像してみてください。

その方がぱっと見て一瞬でわかる内容のものを作成しておくって、
すごく親切なことなのです。

相手の立場を思いやって、行動することは、
仕事上でも人間関係でもとても大事なことです。

「相手を思いやって、行動しましょう」と言うとたまに
「親切じゃない人(単刀直入に言えばイヤな人)が自分のまわりにいて自分は
いつもイヤな思いをしているのに、なぜ自分が親切心を出さなきゃいけないのだろう」
と返答する人がいます。

転職を成功させたい、という目標に限らずすべての分野において、
まず自分からやってみるということが重要なことなのです。

人様のことはいいから、とにかく自分から人に優しい行動を起こすことです。
参考:書類選考は3秒で決まる?!

親切な文面

話は戻って、職務経歴書の書き方は基本的には自由ですが、ワード等で書く場合には
見やすい文字・見やすい文字同士の間隔に設定することは基本だと思います。

専門職に従事していた場合、ついついその業界の専門用語なども出てくるかも
しれませんが、誰が見てもわかる言葉で詳しく説明をつけておくと
親切な文面になりますよね。

そうは言ってもA4で1枚って、書ける文字数には限りがあります。
そうなると、面接してくれる人に伝えたい要点を絞る必要が出てきます。

自分を売り出すキャッチコピーを考えるくらいのつもりで、
テレビのCMのように一言で伝わる文言を織り込んでおくと印象が強くなるでしょう。

情報を整理して、的確にそして間違いなく伝える作業は、
仕事上でも活かすことができます。
仕事はひとりでするものではありません。
人と人がいて成り立つものです。

例えば納期を求められる仕事をしていたら、限られた時間の中で自分の伝えたいことを
相手に的確に伝えて間違いなく情報を伝達したり
行動してもらったりということが多々あります。

相手にわかりやすく伝えるスキルを磨くためにも、
職務経歴書をいかにわかりやすく書いておくかは、その訓練にもなります。

溢れている情報を整理するという作業も、仕事を実際にするにあたって
優先順位をつけて効率よくこなしていくためには、非常に役に立つ工程です。

職務経歴書に何を書き出していいかわからない時には、箇条書きで自分の
アピールしておきたいことを書き出していくと、作業が進めやすいかと思います。

その上で、これは伝えたいと思うアピールポイントを組み立ててみてくださいね。