自分の意思

踏み出せない何かをしたいと考えた時に、思う分にはいいのだけれど
どうしても行動に移せないというケースがあります。
新しいことに踏み出す強い心を持ちたい時に、
鍛えるのは自分の体力だけではありません。

腸は脳と同じだと言われるくらいに、体の中では大事な器官です。
腸の状態をいつもいいコンディションにしておくことで、行動する勇気が出てきます。

日本語では「腹がすわる」「腹が立つ」「腹を決める」など、
腹という字を使って感情を表しています。

お腹というのは大事な場所なわけです。
腸の状態を整えるには具体的にどうしたらいいかを説明していきます。

便秘気味の体質や下痢気味の体質、
双方とも中庸のバランスが取れた状態に持っていきましょう。

それにはまず宿便の排出がカギです。
転職の話をしていたはずなのに、なぜに腸?と思う人も多いでしょうね。

けれど、自分の身の振り方を考えて行動を切り替えていこうと思う時、
大事なのは自分の意思だと思います。

その意思は自分の体のどこから発生するものなのかを考えると、
それは脳であり、脳と繋がっている腸であるからです。

腸から吸収した栄養で血液を作るのですから、
健康な体を作るのにも腸をキレイにしておくことが大事になってくるのです。

それで、宿便を出すのには、いろいろ方法がありますが
一番簡単なのは断食だと思います。

プチ断食

断食と言っても辛く苦しいものではありません。
プチ断食と言って、お医師様であり何冊もプチ断食についての著作がある
石原結實氏の提案する方法が、とても簡単だし効果が高いと実感しているので、
おススメしています。

朝は生姜紅茶やニンジンリンゴジュースを飲みます。
液体オンリーです。

昼はパスタなど軽い食事をして、
夜は好きなものを好きなだけ食べるという方法です。

これだと、液体で栄養を摂りながらも、
朝は固形物を胃に入れないので消化器の負担を軽減することができます。

人の体というのは、消化に機能が集中している時は排泄機能が低下するそうです。
だから排泄機能を活発化させたい時には消化の作業を一旦休ませればいいのです。

このプチ断食は簡単で空腹による飢餓感もないので、
数日間は楽に続けることができます。

続けると宿便がある日出て、とても爽快な気分になってきます。

体の毒素を排出できたすっきりした体で物事を考えると、
新しい一歩もなんなく踏み出すことができるのではないでしょうか。
そういう意思の力は、腹から出すものであるのです。

日本人はヘソ下数センチの位置にある丹田の力によって、力強く生きてきました。

けれど、腹が大事であるということが今日まで忘れがちになってきました。
個人の能力を伸ばしたい時、外側からの努力を求めるガイダンスは数多ありますが、
こういう内面から力の出し方を言う人は、
転職を考える場面においてほとんどいないと思います。

それでも物事とはすべて繋がっているので、どんな時でも共通に言える力を
出すための奥義は、知っているといざという時に大変役に立つものだと信じています。